アルバイト面接必勝法 | アルバイトスクープ!
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2015年12月27日

アルバイト面接必勝法

バイト面接で採用される戦略
編集部

「このゲームには必勝法がある」 これは高校時代の友人が僕に言った言葉だ。大事なアルバイト面接をゲーム呼ばわりしてしまう彼の精神性は置いておくとしても、彼の言うことは正しかった。彼はその必勝法を使って競争率が比較的高いコンビニのアルバイトを勝ち取ったのだ。彼と共に面接を受けたのが災いしバイトすることができなかった吹奏楽部のSさんが今でもいたたまれないが、彼に言わせれば「俺から必勝法を聞いていればああはならないですんだ」ということだった。これを読む皆様に僕の友人の人格破綻ぶりが伝わった所で本題に入るが、今回はその面接必勝法を皆さんにお教えしたいと思う。

全ては開始1分で決まる

アルバイト面接において最重要となるのは第一印象。お見合いなどで「写真を見る分には良いけど、実物は全然違うな……」ということがあるように、面接は相手の感じる履歴書とのギャップをいかにポジティブなものにできるかが重要だ。その判断に時間は掛からない。面接開始1分で相手に一緒に働きたい、と思わせよう。次の点に気を付ける。
1)オシャレより清潔感
どのアルバイトにおいても清潔感は必要とされる。飲食店などなら尚更だ。この際、自分の思うオシャレなどは捨て、真面目さの伝わる身なりにしよう。
2)野球部に負けない挨拶
挨拶は出来て当たり前の礼儀。頭はしっかりと下げる。野球部並の快活な挨拶をしよう。
3)目を離さない
アイコンタクトという言葉があるように、相手の目を見るという行為は誠実さを伝える最大の武器となる。目が不自然に泳いでいたり、伏し目がちになっていたりすると否が応でも相手は不信感を抱いてしまう。目の在処を意識しよう。

聖人か正直者か

例えばあなたがバイオレンス映画が好きだとして、面接で尊敬する人物を訊かれ「13日の金曜日のジェイソンです」と答えても話にならない。人には千差万別好きなものがあるが、それを面接に取り入れることは極力避けるべきだ。だからといって自分の聖人ぶりを演出するため「趣味は奉仕活動です」と言っても相手の困惑を招く。そのさじ加減は難しく、ほとんどの人が上手くいかない。僕然り、あなた然り。ボランティアに明け暮れる聖人ではない僕たちは正直者になるしかない。ありのままの自分を誇張せず見せる。これに限る。自分のトリッキーさを隠す努力はしてもいいが、嘘をついて自分を良く見せるような真似はやめよう。

気楽さを忘れない

「受験は戦争だ!」と言うように最近のご時世 ありとあらゆるものを焚き付け、必死になることこそ正義とされているがアルバイトにこれを持ち込むことは良くない。たかがアルバイト、されどアルバイト。一生懸命に働く熱意は確かに大事だが、果たしてそういう人が職場で上手くやっていけるだろうか?答えはNO。たかがアルバイト、されどアルバイト、でも結局アルバイト。大企業の社員として働き高給を貰う訳ではないのだから、アルバイト特有の気楽さを忘れてはならない。アルバイト面接で吐くほどの緊張に襲われるのはやめ、肩の力を少し抜こう。

総括

僕の友人が教えてくれた必勝法は以上となる。いかがだっただろうか。参考になったのなら彼も喜ぶだろう。皆様のアルバイト面接が上手くいくことを祈りながらここに総括とさせていただく。

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