有給休暇ってもらえるの?知らないと損するアルバイトの権利 | アルバイトスクープ!
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2016年4月27日

有給休暇ってもらえるの?知らないと損するアルバイトの権利

アルバイトであっても有給休暇は取得可能。
労働者として当然の権利であり、自由に取得することができます。
ただし、現実的には周りに配慮しながら取りましょう。
編集部

アルバイトをしていて気になることの一つが、果たして有給休暇を取得することができるのかどうかです。特別な事情がありアルバイトを休みたい時や、たまには長期の休暇を取得したい時もあるでしょう。そんな時に有給休暇を使うことができたらとても楽になります。それでは、アルバイトの有給休暇の権利について説明しましょう。

有給休暇はすべての労働者に与えられる

皆さんの中には有給休暇を取得できるのは正社員だけだと勘違いしている人がいるかもしれません。あるいは、店長や雇い主からそのような説明を受けている人もいるでしょう。しかし、有給休暇というのはすべての労働者に与えられた権利であるのです。このことを知らないとアルバイトをしているあなたが損をすることになります。きちんと覚えておきましょう。

有給休暇の発生には条件がある

ただし、有給休暇を取得できる権利を得るためには条件があります。たとえば、短期のアルバイトで有給休暇が発生することはありません。これは当然です。働く期間が短いのに有給を取得できたら、雇い主が困ってしまいます。
まず、アルバイトの場合は働いている期間が6ヵ月未満の場合は有給休暇を取得することができません。6ヵ月間継続して働くようになってから初めて有給休暇を取得する権利が生じます。
アルバイトでは通常の労働者の所定労働日数との比較で有給休暇の日数が比例分与により決定されます。アルバイトは通常の労働者よりも勤務時間が短いため、それに比例して与えられる有給休暇の日数も減らされるわけです。

有給休暇を取得するには

上記のように有給休暇は労働者として当然の権利であり、本来は自分が取得したい時に自由に休むことができます。ただし、他のアルバイトとの兼ね合いがあり、現実問題としては周りの人間に迷惑をかけないようにして有給休暇を取得することになるでしょう。職場の上司や店長などに相談をして、細かい心配りを忘れないで下さい。職場の人間関係を悪くして有給休暇を取得したとしても働きづらくなってしまうでしょう。

有給休暇を有効に活用する

有給休暇を残しておいてももったいないため、有効に活用しましょう。有給を取得して休んだとしてもその日の給料を受け取ることは可能です。アルバイトであっても労働者にはかわりないため、有給休暇を取得して気持ち良く健康に働いていきましょう。

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